七転び八起きズ

映画と写真とゲームと

見えないものは形にしづらい

今週のsilent、第8話観ました。

奈々と春尾がどうなるの?って気になる状態で終わってからの1週お休みだったので、

めちゃくちゃ待ち遠しかったです。

恋愛ドラマ苦手とか言ってたのはどこへ言ったのやら…

 

2人の馴れ初めの話が進んでいく中でびっくりというか、

耳が聞こえない人に先生の話をPCに入力して教えるという

ボランティアがあることを初めて知りました。

それが就活に有利であるということも初耳でした。

大学にもよるのかな?

 

奈々も春尾も自然と惹かれ合って仲良くなっていったけど、

手話サークルを作ることを知った奈々が傷ついたシーンが心に残りました。

春尾が奈々を想って、奈々のように耳が聞こえず

困ってる人達の助けになりたいと思ったことは嘘ではないのに、

奈々からすると健聴者と聾唖の間を隔てる大きな壁を突きつけられたようで

とても嫌な気持ちになったんだと思います。

 

中盤で紬と紬のお母さんの「一緒にいたくているだけなのに…伝わらない」

という会話、すごく共感しました。

「一緒にいたい」って凄くシンプルな気持ちなのに、

言葉にするとハマらないというか…まんま伝えるってほんと難しいなぁと。

紬と想だけに限らず大学時代の奈々と春尾もその部分ですれ違っていて、

奈々は春尾とただ一緒に笑って話していることが本当に楽しくて嬉しかったのに、

春尾は奈々を想って「聾唖の人の助け」になりたかっただけなのに、

奈々からしたら親しい友人から一気に善意を語る人になってしまって

悲しかったんですよね。

 

普段生活している中でも、その人のためと思ってしたことが

そうではないということって結構あると思うんです。

知らないうちに誰かを傷つけてたり、逆もまた然りで

相手の悪気のない言動に傷つくことがあったり。

silentはそういうところも大事にしてるドラマというか、

恋愛ものだけどそれだけじゃないとこが良いです。

 

あと奈々の「仕事にしてほしくて手話を教えたんじゃない」って言葉、

ガツンときました…そうだよねってわかるよって(泣)

いちいち感情揺さぶられてる自分がいる…すっかりsilentファンです。

主人公が想と紬なのは重々わかってるんだけど、

今後の奈々と春尾の2人がどうなっていくのか気になって仕方ありません。

これからもじっくり見守りたいと思います!

 

 

 

ピグパグ