七転び八起きズ

映画と写真とゲームと

嘘で良いこともある

年明けから「FARGO」というドラマを観始めています。

アメリカのサスペンス+ブラックコメディ。

シーズン4まであるんですが、現在シーズン2に突入したところ。

 

一話一話冒頭に必ず「これは実話です」と出てくるんですが、

こてこてのフィクションだったという罠。

シーズン1終わるまで、本当の話なんだと信じきってました(笑)

でも「まじか…これが実話って…」と

観る人によってはドン引くくらいクレイジーな内容なので

フィクションであってくれて良かったです。

 

シーズン1では主人公がひょんなことから自身が体験した嫌な出来事を

さっき知り合ったばかりの他人(以下やばい人)に話すんですが、

やばい人は主人公の話を上手に聞いて、

最終的に嫌な出来事を引き起こした主人公にとっての天敵を

始末するという話まで持っていきます。

そこから実際に殺人が起こって、主人公も自分の妻を…

どんどん物事が取り返しのつかない方へと進み始めます。

最終的にはなるべくしてこうなった展開で終りを迎えますが、

なんだか悲哀に満ちた結末でした。

 

とにかく、このやばい人がやばかった。

頭がいい、頭が回る?賢い…自己防衛型サイコパスみたいな感じの人。

そのやばい人のことをこの主人公は最初のうちは恐れていたけど、

途中から憧れみたいなのを感じてたような気がする。

結局のところ、主人公が元々やばい人だったのか

やばい人に出会ってしまったからやばくなったのか

実際の所はどうだったんだろう。

 

作中はグロテスクまでは行かないけど、エグいシーンが多めなので

お子様やその手の映像に自信のない人は観ないほうが良いと思います。

今見ているシーズン2では、

さらにエグい描写が所々に散りばめられているので

もし観る方がいましたら心して御覧ください(汗)

 

なんというか人間の黒い部分みたいなのはどこにでも転がってて、

それに触れても黒くならない人もいれば

どっぷり染まって黒よりもっと黒くなる人もいるみたいな、

生きるって思った以上にサバイバルなんだよみたいな

なんかまた何言ってるかわからないですが、

そんな風に感じたという話でした。

 

いやはや、ゲーム熱を押し込めるくらいの面白さで

見る度に続きが気になって仕方ないのだけど、

1日2話観るのがやっとで時間が足りない…

先に世に出た映画の「FARGO」はまだ観ていないので、

ドラマが終わったら絶対に観ようと思います。

 

どうでもいい話なんですが、

海外の人って本当に鼻が高いですよね。

シュッとしてるので、いつも目が行きます。

 

 

 

 

ピグパグ