七転び八起きズ

映画と写真とゲームと

エグいはえぐるが語源らしい

「FARGO」第2シーズン鑑賞終了!

1より面白かった?面白いとはまた違うかな。

1よりもグレードアップしたように感じました。

が、エグかった…エグい要素多めでした…

 

話のベースにあるのがマフィア同士の抗争なんですが、

そこに別の事件が重なり

抗争とは無縁の人たちが絡んで、どんどんややこしい話に発展していきます。

その無縁の人たちの中心にいるのが1組の夫婦でして、

この2人がちょっと普通じゃない。

夫婦が自分たちで起こした様々のことを隠すためにした行動が

とんでもなくえげつなかった…

 

その1、人をミンチにします

その2、黙らせるために簡単に人を刺します

その3、たくさんの死人が出てるのに夢を語ります

 

何が普通と定義するつもりはないですが、

とにかくこの夫婦の頭がお花畑過ぎて異常。

何かっちゃ私達の未来の生活のためよ!とか言って、

あらゆる不便をなかったことにしようとする度に屍が増える。

恐ろしい…

 

先程言ったベースにあるマフィア同士の抗争だけで言うなれば

オーソドックスな展開なんですが、

この夫婦が加わったことで事態がおかしい方へおかしい方へ進んで

なんでこうなった?の連続。

この夫婦、本当にマフィアとは無縁の

ごくごく一般の市民のような人たちだったのに、

最終的にそのマフィアに殺し屋だと勘違いされるまでになります。

自分たちの未来を守るために行動すればするほど、

思い描くそれらから離れていくという…

今思うと、ちょっと悲しい話なのかもしれない。

 

ラストのラスト

「意思の疎通が出来ていないから…それがすべての原因だと思った」と

年老いた保安官が家族と印象的な会話をするシーンがありまして

もしこれが物語を集大成するメッセージならば、

途中にあったいくつもの分岐点で

言うところの意思の疎通が出来てたら抗争はなかったのかな?とか

人をミンチにせずに済んだかな?とか考えたけど

それだけで解決するなら警察いらない的な、単純明快にことが進むので

やっぱり避けられなかったんだろうなぁと思いました。

 

見どころは、問題の夫婦の奥様のネジのぶっ飛び具合と

黒髪のインディアンさんの行く末です。

1と2は登場人物が繋がってたけど、3はどうなるかな。

以上、毎度ながらの感想でした。

 

 

 

 

ピグパグ